運動もダイエットも続けたいなら、まずは小さな一歩から

小さな一歩

健康のために運動を始めたい、ダイエットして痩せたい、などなど頑張ろうと思っても、気がつくとモチベーションも下がってきて、なんとなく日常に戻ってしまった。

そんな経験ありませんか?

今回は、決意した行動を続けるためのポイントをお届けします。

脳は変化が嫌い

今日から運動するぞ、ダイエットして痩せよう、そうやって決意しても、気がつけば三日坊主…。

これは、あなたの意思が弱いとかそういう問題ではないんです。

脳は、「現状バイアス」といって現状維持を好む傾向があります。

例えば、痩せないと半年で死にますよと言われると、「死」というデメリットが現状維持のメリット?を超えるので慌てて痩せようとしますよね。

でも、もっと健康になりたいとか自分の理想のボディラインになることは魅力的だけど、別に今急いでやらなくてもそこまで酷いデメリットがあるわけでもないという状況の時、脳は、今慌てて変える必要はないなと思ってしまうのです。

新しいことをすることによって、エネルギーを使うぐらいなら現状を維持しようとしてしまうわけです。

では、どうすれば良いのでしょうか。

デメリットを強調する

まずは運動しなかったり、ダイエットしなければ何かを失ってしまうという状況を作り出します。

例えば、ダイエットしないと着れない10万円の服を買ってみる。

1万円とかなら諦めもつくかもしれませんが、10万円となるとちょっと諦めきれませんよね。

他にも、負けず嫌いな人なら友達と競争するとか、自分にとってやらないことによるデメリットを作り出しましょう。

現状を維持すると損をしたり、デメリットがあるとわかっていると脳は、頑張ってしまうのです。

小さな変化を積み重ねる

他には、やり始める時のハードルを下げることです。

わざわざ時間を作って30分ランニングとなると雨が降ったり帰りが遅くなったりしただけで、今日はいいやってなっちゃいますよね。

そうではなくて、もっと簡単な変化から始めます。

いつもより遠回りして5分とか10分長く歩いて帰るとか、コーヒーに砂糖を入れているならダイエットシュガーに変えてみるとかです。

もちろん、もっと小さな変化でも構いません。

とにかくいつもと違うけれど、でもそこまで負担ではないという範囲で変化させていきます。

そして、その変化が定着してきたら、徐々に変化のレベルを上げていきます。

続けるための楽しみを設定しよう

運動やダイエットは、毎日の積み重ねが大切です。が、身体の変化を実感できるまでには3ヶ月ほどかかるので、初めのうちは変化が感じられず、どうしてもモチベーションが下がってきてしまいます。

すぐに効果が出たように感じる体水分量を操作するタイプの痩身系手技などに比べると、変化が感じられないどころか、時には体重や体脂肪率が増えてしまうなど変化が感じられるまで一喜一憂してしまう方もいます。

そこで、毎日継続するために、ゲーム感覚で進めたり、周りの応援してもらうなど工夫をしてみましょう。

やったねスタンプを作る

小さい頃、夏休みにラジオ体操に毎日行ってスタンプを集めたとうい人は決して少なくはないと思います。

そんな風に、自分が日々に決めた目標がクリアできた時は、手帳にシールを貼ったり、スケジュールに絵文字スタンプを付けるなど何かひと目で自分が頑張っていることがわかるような目印を付けてみましょう。

また、ポイントカードのようにスタンプが貯まったら、ご褒美マッサージに行くなど何かワクワクすることをセットにしていおくと良いですね。

ここで、ご褒美に食べ放題とかはダメですよ。

周りに宣言する

「半年で5kgダイエットする」など自分の目標を周りの人や、SNSで宣言をします。

「ダイエットする」だけではなくて、いつまでにどれぐらいを明確にするのがポイントです。

だから応援してねとか、半年間はスイーツビュッフェには誘わないでねなど、周りに協力をお願いしたり、SNSであれば、毎日の結果などを掲載していくことで、同じような目標を持つ仲間ができたり、知らない誰かに応援してもらえたりしますよ。

また、心理的にも宣言をすることでモチベーションが高まり、達成しやすくなります。

特に、ダイエットは周りの協力が不可欠なので、宣言をすることで協力を得やすくなりますよね。

最後に

今まで失敗続きだった方は、まず

「人間の脳は変化を嫌って現状を維持しようとする」

ということを知っておけば、自分だけが意思が弱いのかなという気持ちにならずに気持ちを切り替えられますよね。

3日坊主になってしまうのであれば、もっと小さな変化と日常の中でできる範囲から始めて、色々な工夫を楽しみながら目標達成まで継続してみてくださいね。