左右のバランスを整えよう
- 健康・予防
- 2022/01/12
- 2022/01/12
お尻が魅力的に見えるというマリリン・モンローの歩き方はモンローウォークと呼ばれるぐらい有名ですが、わざわざ左右のヒールの高さを変えていたというのはご存知でしょうか。
お尻を振るような歩き方は、脚の高さ意図的に変えたために起こっている現象でした。
このように左右のバランスが崩れると身体のネジレや歪みの原因になります。
左右のバランスを整えてあげることで、バランスの崩れからくる身体の不調を未然に防ぐことができるのできれば整えてみてください。
左右のバランスが崩れる原因
いつもと違う方にカバンをかけるとなんだか落ち着かないとか、立っていると何故かいつも右側の脚で立っているなんて経験はないですか。
手に右利きがあるように、肩にも脚にも使いやすい使いにくいという感覚があります。
このように、片側をより使ってしまう場合に左右のバランスが崩れやすくなります。
特に脚などは、骨盤周りから様々な筋肉をコントロールしながら体重を支えるために、左右で筋肉の使い方が異なったりすることになります。
いつも支える側の筋肉は固くなりやすかったり動きが悪くなったりしやすいために左右差が生じやすくなります。
他には、スポーツでも起こりやすくなります。
水泳やジョギングなどの左右がほぼ対象の運動であれば良いのですが、テニスなどの片手だけで行うような競技や、野球やゴルフのようにいつも同じ側面だけを使うような競技の場合は左右差がでてきます。
日常ではあまり気にしないような動作のクセや、スポーツによって身体にネジレや歪みが起こっていることは意外に多くあります。
最初は調子がいいけれど、時間とともにダルくなりやすい、痛くなりやすいなどの部位がある人は、偏った身体の使い方によって、一部の筋肉や関節に負担が集中しているかも知れないですよ。
バランスを整えよう
左右差の起きやすいスポーツでは、左右をそれぞれ同じように使うようにすると良いと言われたりしますが、右利きの人が左手で文字を書いたりするような難しさがありますよね。
いつもと違う側で行うとバランスが上手く取れなかったりするのは、動き自体が身体の総合的な動きによって構成されているためです。
一部の筋肉だけにフォーカスして動かしてもらうと右ではできるけど、左ではできないということがあります。
使われている筋肉が多いほど、この左右のズレが影響していくわけです。
なので、バランスを整えるときには単に別にするのではなく、もっと細かい単位つまり筋肉単位で左右の動きを合わせていきます。
特に大腰筋、内転筋、腹筋、殿筋群などの骨盤周りの筋肉は、影響が大きく出やすい場所です。
影響が大きい割に関節の動きとしては小さかったり、固まってしまってコントロールが難しい筋肉でもあるので地道に動かしていきましょう。
固まってしまっている場合は先に緩めたり、触ってあげることによって動かしやすくなることがありますよ。
また、長い間に身体についたクセはすぐには改善できないので、継続的に左右のバランスを整えていきましょう。
まとめ
左右のバランスが崩れることで、一部に負担がかかり続けてなにかのキッカケで痛みになることもあるので、できるだめバランスを整えることをオススメします。
誰かにチェックしてもらいながら動くと気が付かないクセに気づけたりしますので、オススメです!