朝食を食べる?食べない?正しいのはどっち?
- 食事・サプリ
- 2019/04/25
- 2019/04/24
テレビや雑誌、インターネット上には、食事や栄養に関するたくさんの情報が並んでいますね。
しかし、これだけ情報があふれていると、良いと言ったり悪いと言ったり、言っていることが矛盾していていったいどっちが正しいのだろうと感じたことないですか?
今回は、朝食をベースにこの矛盾を考えてみます。
朝食は食べたほうが良いの?
朝食を摂ったほうが良い派と摂らないほうが良い派のそれぞれの意見を考えてみましょう?
まずは、摂ったほうが良い派の意見は
- 6~8時間以上体内に食べ物が入ってこないので、身体は軽い飢餓状態になっているので栄養を補給すべき
- これから活動するので、たくさん食べてもエネルギーが消費されて太りにくいから朝にしっかり食べましょう
といったところでしょうか。
一昔前に、騎手の武豊さんが、朝から分厚いステーキを食べている映像を見てすごいなぁと思ったことがあります。
競馬の騎手は、体重管理がとても大切なので、食事には気を使っているというのが印象的でした。
一方、摂らない派の意見は
- 一種の飢餓状態になっているのに急に重たい食事をすると胃腸への負担が大きい
ただ、摂らない派の方も、全く摂ってはいけないというわけではなく、断食明けのように胃腸に負担のかかりにくいものを摂るように勧めています。
紐解いてみると、全く摂るなと言うわけではなくて、とる量にどうやら問題があるようですね。
どっちが正しいのかを判断するには?
いったいどちらが正しいの?と言われてしまいそうですが、実はどちらも正しいというのが答えです。
「そんな無責任な!」と言われてしまいそうですが、自分の身体に聞いてみるのが一番正しい答えなんですよ。
朝食を食べたほうが元気が出て頑張れるという人もいれば、朝食を食べると胃もたれして午前中調子が悪いという方もいますよね。
朝食を食べると胃もたれする人が、朝食をしっかり食べた方が良いからと無理に朝からステーキを食べたりすれば胃腸を壊してしまうかもしれません。
だから、軽めの食事や、フルーツのみで済ましてもいいわけです。
始める前にきちんと調べよう
こうやって見ていくとあらゆる人に共通して「正しい」というのは極めて少ないと思います。
流行りの炭水化物ダイエットも、実は糖尿病を抱えている人が行うと死んでしまうかもしれない恐ろしいダイエットになりかねません。
「身体に良い」と言われているからではなくて、きちんと自分で判断することが何よりも大切ということですね。
自分の身体に合っているかどうかをしっかり確認するようにしてくださいね。
既往症を持っている方は、「糖質制限 糖尿病」などできちんと医療系サイトを事前に調べる癖をつけましょう。
通院されている方は、必ずお医者さんと相談するようにしてください。
おまけ
ちなみに、「朝食」を意味する「breakfast」は、
「断食(fast)をやめる(break)」から来ているってご存知でした?
睡眠明けてその日に(断食をやめる)最初の食事だから、だそうですよ。