毎日リセットしてますか?

ストレッチする男性

毎日の生活の中で、満員電車、重たい荷物、座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事などなど身体には色々な負担がかかっています。

そんな身体の負担を毎日リセットしてますか?

今回は、身体をリセットしようというお話です。

身体は自動的にはリセットされない

満員電車で、無理な態勢でずっと立っているとなんだか身体がねじれたようになってしまいますよね。

重たい荷物をずっと持ち続けていると腕や肩などの筋肉に負担がかかってしまいます。

パソコンの画面をずっと見続けていると首が張ったり、背中が丸まったりしてしまいます。

このような同じ体勢や、無理な態勢を続けていると筋肉はその状態でずっと固まったような状態になります。

筋肉は自力で縮むことはできるのですが、自力で伸びることはできません。

元々、筋肉は縮むという構造しか持っていないのです。

では、どうやって伸びるのかというと対になっている筋肉によって伸ばしてもらうことになります。

腕の筋肉でいうと力こぶを作る上腕二頭筋と二の腕部分の上腕三頭筋がこの関係になっています。

腕の筋肉

つまり上腕二頭筋が縮んだ時に上腕三頭筋が伸ばしていくれるという関係性になっています。

どちらの筋肉も緩んでいる時は、肘が軽く曲がった状態になっていますよ。

このように筋肉はしっかり縮んじいる状態から、勝手にリセットして元に戻るということはありません。

立った状態で腕が勝手に伸びるのは、重力などの外的な力によって伸ばされているわけです。

しっかりリセットしよう

対になっている筋肉が伸ばしたり、重力などによって伸ばされる以外に伸ばす方法はよくご存知ですよね。

そう”ストレッチ”です!

ストレッチは、筋肉を意図的に伸ばす行為になります。

一般的にストレッチというと、静的ストレッチと言われている腕や脚を持ったり態勢を変えたり壁などを使って筋肉を伸ばすイメージですよね。

太ももの筋肉を伸ばそうとすれば、膝を曲げて太ももの前の伸び感を感じながら行います。

しかし、固くなりすぎてしまったり伸ばすのが難しい部位もありますよね。

そんな時には、ツールを使ったり、筋肉を意図的に何度か動かすなんて方法もあります。

マッサージツールとしてよく知られているテニスボールを、お尻に敷いたり腰に置いて寝転んだりしますよね。

これも実はストレッチの一種です。

固くなった筋肉は膨らんでいるので、その膨らんだ部分をテニスボールなどで圧迫することで、膨らみが内側に押されることで凹み、筋肉の長さが伸びるような状態になります。

他にも、ストレッチポールで背中や太ももなどを圧迫することでも筋肉にアプローチすることができますよ。

また、首周りなど神経が多く通っていて押すのが怖かったり、首を回してもなんだか伸びていないという感じの部分ってありますよね。

そんな時には、顎を大きく前に出したり肋骨を引き上げるように意識しながら呼吸をしてみるなど意図的に動かしてみましょう。

肩こりで肩を回すのと同じようようなことですね。

固まっている状態というのは動いていない状態なので動かしてあげることで、血流を促したり緩めたりできますよ。

お風呂などで身体を温めてからやるとより効果的です。

毎日5分でいいので、張っていたり凝っていたり、なんだか違和感があるなぁというところをリセットしてあげる習慣をつけてあげてくださいね。

まとめ

身体はどこかが固まると連鎖的に色々なところが固まっていきます。

固まるのも緩まるのも毎日の積み重ねですよ。