運動は身体を整えてから
- トレーニング
- 2022/03/14
- 2022/03/14
コロナでステイホームが増えて、宅トレを始めたという方も多いのではないでしょうか。
同時に整形外科の受診者も増えたそうです。
慣れない運動をしたことで筋肉痛になったなどであれば良いのですが、そうではなくて怪我などで身体を痛めた人が増えたのだそうです。
コロナで慣れない環境にいると身体には、今までとは違うねじれが起きやすくなっていますよ。
今回は、身体を整えようというお話です。
座り過ぎと慣れない椅子
コロナで在宅などが増えると立ったり歩いたりの動作が減って、座っている時間が長くなっていませんか。
座っている状態が長く続くとどうしてもお尻が圧迫されるため、お尻の圧を逃がそうと脚を組んでみたり、片側だけに体重をかけたりしがちです。
また、背もたれに寄りかかって椅子の前の方にお尻を引っ掛けるような座り方になったり、逆に大きく身体を前に傾けて猫背になったりしますよね。
この時、股関節に関係している筋肉が固まったり、片側だけに力がかかって骨盤や背骨がねじれたりします。
特に家庭にある椅子は、長時間座ることを前提としているオフィスなどの椅子と違って姿勢が崩れやすい傾向にあり、より身体のねじれがさらに起きやすくなります。
ねじれてしまった状態で長時間座っていると、筋肉がその状態で硬直してしまいます。
硬直した状態は少し動いたぐらいでは改善されにくので、立ったり歩いたりするとそのねじれをカバーして様々な筋肉がバランスを取るように動くので、身体全体がねじれた状態になってしまうわけです。
そのまま運動をすると硬直している部分は動きが悪く、そのために引き伸ばされている筋肉は必要以上に引っ張られて結果怪我をすることになってしまいます。
身体を整えよう
椅子に座っているときに、無意識に姿勢が崩れたり足を組んでいたりする場合は座りすぎですよという身体からの信号なので、立ち上がって身体を動かしてあげましょう。
背伸びをしたりお尻のストレッチをするなど血流を流してあげることが大切ですよ。
1時間に1回など時間を決めて、簡単な体操をしたりするのも効果的です。
また、運動習慣がないけれどコロナ太りなどで運動を始めようという方は、いきなり強めの運動やトレーニングではなく、体操など簡単な運動から始めましょう。
最近は、Youtubeなどでも簡単な体操やヨガやピラティスなどを公開している方も多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
筋トレ動画も多数上がっていますが運動慣れしていない人にはあまりオススメできません。
筋トレは、どうしても腹筋とか背筋、太ももなど一部の筋肉にフォーカスしやすいため、バランスが崩れていると怪我の原因になりやすい傾向があります。
まずは、身体全体をトータルで動かすようにしてみてくださいね。
まとめ
コロナも落ち着いてきましたが、環境が変わり今までのような会社に通う以外の選択肢も増えてくると思います。
しっかりと身体を整えるクセをつけて、健康に過ごしてくださいね。