姿勢からポッコリお腹を改善(その1)
- 身体ケア
- 2017/06/23
- 2019/06/19
胃のあたりや下っ腹がポッコリと膨らんだり、お腹全体がなんだか風船みたいなんて悩んでいませんか?
頑張って腹筋運動をしたり、ダイエットして体脂肪もそんなに高くないのになぜかポッコリと膨らんでいるお腹、実は姿勢からきているかもしれませんよ。
そんなポッコリお腹が気になっている方に、姿勢別のポッコリお腹改善法を3回に分けて書いていきます。
第1回目は、アーミー型ポッコリお腹です。
アーミー型ポッコリお腹
アーミー型ポッコリお腹というのは、「軍隊式きをつけ」の姿勢に近いことからこのように名付けました。
このタイプが割と多いのは、小さいときに背筋を伸ばす「きをつけ」をさせられていたことが原因ではないかなと思います。
意外に女性に多く、下っ腹がポッコリと膨らんでいるのが特徴です。
姿勢の特徴
アーミー型の方の姿勢の特徴は以下の4つになります。
1)胸を張る
背筋を伸ばして胸を張ることが多く、肋骨が少し開いてみぞおちが前に出たようになっています。
このため、胃の部分が膨らんでいる場合があります。
2)反り腰
胸を張るためか、強く腰をそらせている場合が多く腰痛を伴うことがあります。
骨盤が前に傾いているので下っ腹がポッコリと膨らんでいます。
3)太ももが太い
股関節に頼るように立つため、太ももの前に体重がかかっていることが多く、
太ももの前面の筋肉が発達して、女性の場合太ももが太いというお悩みを一緒に抱えています。
4)内股
身体の中心がずれているため体幹で身体を安定させられず、
脚を内股にすることで支えていることが多く、片足で立つことが苦手です。
改善法
アーミー型の場合は、胸を突き出すようにして腰を強く緊張させていることが多いので、まずは腰の筋肉を緩めることから始めましょう。
自宅ケア
ご自宅でできるケアは、筋トレなど鍛えるのではなく筋肉を緩めたり骨盤を安定させることがおススメです。
こういったボールをつなげたようなものを腰に置いてゆっくりと圧をかけてあげれば筋肉が緩みやすくなります。
骨盤を安定させるなら、ショップコーナーなどでも取り扱っているカサハラ式小尻ベルトなどがおススメですよ。
ジムでケア
ジムでは、パーソナルトレーニングやピラティスがおススメです。
パーソナルトレーニングでは、筋肉のバランスを正常にすることで体幹部を安定させて反り腰やポッコリお腹を改善していきます。
ピラティスでは、背骨や肋骨を動かして固まってしまっている身体をしなやかにし、コアを安定するように誘導していきます。
特に姿勢からきているポッコリお腹の場合は、どこか一部(例えば腹筋運動をするなど)を鍛えたりするだけでは効果が薄く全体のバランスを整えることで、自然にお腹が引き締まるようになります。
女性がお悩みの「太ももの前に筋肉がつきやすい」も一緒になっていることが多いので、気になっている方は一度体験で身体の変化を感じてみてはいかがですか。