トレーニングギアを使ってみよう
- トレーニング
- 2021/11/19
- 2021/11/19
ジムのフリーウェイトのエリアなどで、グローブなどをしている姿を見かけたりしますよね。
トレーニンググローブとかは、筋トレ上級者がするものというイメージもあるかもしれませんが、怪我の予防のためにも初心者の人にもぜひ、使っていただきたいと思います。
今回は、どんなトレーニングギアがあるのかのお話です。
トレーニングギアの種類
トレーニングギアは、基本的に負荷に対して弱い部分を保護したり、補助したりなどが主な目的です。
大きな筋肉を鍛える時には、手首などの関節には負荷がかかりやすくなります。
また、体幹部分は殆どの運動で使われるにも関わらず、体幹が弱いと体幹を支えられない負荷ではトレーニングができないため、筋肉をしっかり追い込めないなどのデメリットも上げられます。
そこで、ギアで補強することによってより重いウェイトを使ったり、安定させたりすることが可能になりしっかり追い込むことができるのです。
ギアには大きく分けて、手を守るもの、腰を守るもの、歯を守るものがあります。
それぞれ見ていきましょう。
手を守る
ギアの種類は、手を守るもの一番多いですね。
守るだけでなく、負荷に対して補助をするのも手のギアに多くあります。
トレーニンググローブ
トレーニンググローブは、手のひらを守るタイプと手首まで守ってくれるタイプの2種類があります。
男性の方にオススメなのは、手首まで守ってくれるタイプのものです。
ベンチプレスなどのトレーニングをするとどうしても手首が反ってしまったりして、手首に負担がかかってしまいます。
また、上げている最中に意識が手首に移ると集中力が切れてしまって力が抜けて継続できなくなることがあります。
しっかり集中を保つためにも、初めてのギアなら併用タイプをオススメします。
女性は、重いウェイトを扱うなら手首部分があったほうが良いですが、そんなに大きなウェイトを持たないのであれば手首に後が残ったりするので、普通のグローブのみのタイプで手のひらを守ることで大丈夫ですよ。
パワーグリップ
パワーグリップは、懸垂やデッドリフトなどのトレーニングの際に握力の補助として使われることが多いギアです。
懸垂やデッドリフトなどの自重や高重量のウェイトを扱う場合、どうしても先に握力が落ちてきてしまい追い込みきれないということが多くあります。
このような場合に、握力の補助として使用ししっかり追い込むことができるギアです。
引くタイプのトレーニングの時は、画像の用に輪っかにした中にバーなどを入れて巻き込むようにして持ち、ベンチプレスなどの時は手のひらとの間に挟むことで手のひらを守るという使い方もできますよ。
リストストラップ
リストストラップは、長い帯のような形をしています。
パワーグリップと同じように主に握力補助として、ダンベルやバーベルなどに巻きつけることでウェイトを安定させるギアです。
パワーグリップに比べて、長く巻きつけるように締めてから持つのでより強くグリップさせることができるのですが、巻きつける手間があるのでパワーグリップよりも面倒な感じがあります。
ただ、重いダンベルなどをしっかり安定させることでダンベルが滑ったりすることによる怪我などが予防できるので、ダンベル系種目に使うと良いですよ。
リストラップ
リストラップは、その名の通り手首に巻きつけて手首を保護するギアです。
トレーニンググローブに付属しているものよりも硬さがあって、より手首を安定させるタイプのものが多いです。
ただ、トレーニンググローブに付属しているものでもかなりしっかりしているので、わざわざ2種類を買う必要があまりないですね。
かなりの高重量を扱うとか、手首に不安があるなど手首をしっかり保護したいのであれば、使い分けてみましょう。
腰を守る
腰を守ってくれるのはトレーニングベルトですね。
ジムなどでも貸し出していたりするので、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
お腹に巻きつけて腹圧の補助をして体幹を守ってくれるので、あまり緩いものだと効果がありません。
しっかりトレーニングをする方は自分の体型に合ったものを持っていてもいいと思います。
腰痛になりやすかったり腰に不安があるなどの場合は、トレーニングの邪魔にならなければスクワットやデッドリフトだけでなく様々な種目で使用しても問題ないですよ。
歯を守る
最後は、歯です。
トレーニングをすると意外に噛み締めてしまって歯がボロボロになってしまったということがあります。
軽いウェイトのうちは良いのですが、ウェイトが重くなるにつれて食いしばってしまう傾向があります。
このような時には、マウスピースを使うようにしましょう。
市販のものでも構いませんし、歯医者さんでも作ってくれますので相談してもいいですね。
気がつくと歯がボロボロになってしまっていたなんてことにならないように、しっかり予防してくださいね。
まとめ
今回は、トレーニングギアを取り上げてみました。
初心者だから必要ないと思わないで、怪我を予防するためにも目的にあったギアを使用することをオススメします。
何より、カッコいいギアをつけるとモチベーションがアップしたりますよ。