股関節の動きを改善することで期待できる効果
- 身体ケア
- 2017/11/16
- 2019/04/17
股関節動かせてますか?
アグラをかくと片方だけ膝が上がる、歩いているとなんとなく股関節に違和感を感じるなど、股関節が直接原因かなとわかりやすいものもありますが、実は股関節が原因で起こっている身体の不調はこれだけではありません。
股関節の動きを改善することで得られる効果を今回は3つご紹介します。
下半身太り解消
上半身は痩せているのにお尻から太ももにかけてだけやけに太いという下半身太りにお悩みの方は、意外に多いのではないでしょうか。
このような骨盤回りや太もも部分だけが大きくなっている場合、お尻や太ももにかかった荷重を支えるために筋肉が発達していることがほとんどです。
太ももを触ると外側が固く、内側が柔らかくタポタポした感じになっていればほぼ筋肉太りを思って間違いありません。
筋肉ですので食事制限などのダイエットでは落ちず、運動するほど筋肉が発達してかえって太くなるという悪循環になります。
このようなタイプの下半身太りの場合は、股関節の動きの改善で解消できることが多いですよ。
セッション直後にパンツやスカートが緩くなったと感じる方が多いのも特徴です。
O脚、X脚改善
O脚やX脚は、膝の部分に見た目の影響が出ていますが、元々膝には関節を横方向に動かすための筋肉はなく、また動いてもかなり小さな範囲です。
なので、見た目が悪かったり膝がくっつかないなどの場合は、股関節が原因の場合がほとんどです。
特に見た目を気にしすぎて無理に膝を付けようとして股関節を内側にひねった結果、かえってO脚が進んでしまうケースが多く見られます。
また、つま先を内側に向けて立つ姿が可愛いというアニメに出てくるキャラクターのような立ち方をすることも股関節にねじれを起こす原因になります。
このような場合は、無理に膝を付けるようにすればするほど膝への負担が大きくなったり、今度は太ももが離れて膝がくっつくXO脚になってしまうこともあり、足も疲れやすくなります。
このようなO脚やX脚は、股関節を正常に動くようにすることで改善されます。
膝や足首の痛みや可動域(動きの範囲)制限の改善
骨に異常はないのに膝、足首を動かすと痛かったり、膝が突っ張って正座がしにくい、しゃがみにくいなど可動域(関節が動く範囲)が悪いと感じることはないですか。
関節は一か所の動きが狂うとその動きに合わせて動かすようになるため、全体の動きがズレてしまい結果的に一番弱い部分に痛みがでます。
膝は横方向の動きが苦手なので、比較的痛みが出やすい部位になります。
足の異常は股関節を起点に起こっていることも多いので、股関節の動きを修正することで痛みが改善したり、曲がりにくい足首が曲がりやすくなることがありますよ。
いかがでしたか?
膝や足首などの悩みは股関節で改善されることも多いので、股関節の動きを一度確認することをおススメします。
股関節の動作改善は、パーソナルトレーニングで行っております。