腸内環境を整えて健康になろう(その1)
- 食事・サプリ
- 2017/10/11
- 2019/04/18
腸内環境について考えたことはありますか?
腸は第二の脳とも呼ばれ多くの神経細胞が存在し、便秘や下痢などの腸に直接かかわる部分だけでなく、うつ病など脳にも関係しているということが明らかになってきています。
また、睡眠やアレルギーにも関係しているというのですから、良い腸内環境を保つことは健康にはとても重要です。
今回から複数回にわたって腸内環境について書いていきたいと思います。
腸内はバランスが大切
腸内は様々な菌が分布しており顕微鏡でみると花畑のように見えることから腸内フローラと呼ばれ、善玉菌と悪玉菌以外に、日和見菌があり、それぞれ2:1:7の割合が最も良いとされています。
しかし、肉食中心の食べ過ぎる食生活やストレス、睡眠不足などが多い現代社会ではバランスが乱れて悪玉菌の割合が増えやすく腸内の環境は悪化しやすくなります。
おならが臭かったり、便がどす黒く臭かったりする場合は、腸内の腐敗が進んでいるので、腸内環境を整えることが大切です。
悪玉菌は本当に悪いやつなの?
コレステロールなどにも、善玉・悪玉という名称がついていますが、そもそも身体にとって不要になるものや害になるものが病原菌などの外部からの侵入したもの以外で、元々体内に存在するものは基本的にはありません。
悪玉菌もまた、悪玉という名称がついていますが、腸内にはいってきた悪い菌を排除したり食物繊維を分解するなどの大切な役割があります。
ただ、一定量を超えてしまうと体に悪影響を及ぼすだけなのです。
なので、環境を悪化させて悪さをしないようにすることが大切です。
食品添加物は腸内細菌の働きを弱める
ファストフードやレトルト食品、コンビニ弁当などには、様々な食品添加物が使われています。
食品添加物の中には、長時間の配送や陳列に耐えられるように腐敗を遅らせるようなものが含まれているのはご存知ですか。
つまり菌の働きを弱めるということ。
腸内細菌ももちろん菌ですから、これらの食品添加物によってその働きを弱められてしまいます。
抗生物質を飲み続けると腸内環境が悪くなるというお話を聞いたことがないですか?
それと同じように、腸内細菌の働きが抑えられて最悪腸内細菌が減少することもあります。
1食、食べてすぐに悪くなるわけではないですが、食べ続けるのは控えた方がよさそうですね。
いかがでしたか。現代は、腸内の環境にも厳しい環境のようです。
健康のためにも腸内環境について気にしてみてください。
まずは、毎日の便のチェックから始めてみてはいかがでしょうか。