組む?開く?電車で見かける様々な脚模様
- 健康・予防
- 2022/03/05
- 2022/03/05
電車で脚を組んでいる人やだらしなく脚を開いている人を見かけます
脚を組んだり開いたりしている人は骨盤周りの筋肉が緩んだり捻れたりしているかも知れませんよ。
今日は脚と骨盤の関係のお話です
原因は筋肉の衰えかも?
座っていると脚を組みたくなったり、膝をくっつけたり、逆にだらしなく拡げたりするのは、骨盤が左右でズレていたり、骨盤を立てる筋肉がうまく動かせていない場合があります。
骨盤のズレは背中や腰、太ももの筋肉、骨盤が立ちにくいのは大腰筋などの筋肉が弱まったりバランスが崩れていたりが原因かもしれません。
女性は脚を内側に回旋するような脚の使い方をしやすいために、大腰筋が上手く使えずに骨盤が後傾したり骨盤が安定しないので足を組むことが多くなります。
脚を組むとちょっとおしゃれに見えたりするかも知れませんが、確実に骨盤にねじれがでてしまうのであまりオススメはできません。
男性の場合は、腹回りが全体にぼってりしている人はだらしなく脚を開いていることが多いですよね。
ぼってりしたお腹も脚が閉じられないのも実は同じ大腰筋が緩むために起きている現象なんですよ。
このように女性も男性も筋肉が衰えて、骨盤や背骨を安定させられないために起きてしまっているのです。
座ったままで背もたれに倒れかかるような姿勢が多くなってくると骨盤を立てることをしなくなり次第に筋肉が緩んでいきます。
特に電車の座席は少し骨盤が後傾しやすい座面なので余計に安定せずに動いてしまうのかも知れませんね。
きちんと座るために
電車で骨盤を立てて座るためには、大腰筋を動かすことが大切になります。
大腰筋は、スクワットなど股関節を曲げる時に使われる筋肉なので、股関節を適切に曲げれば本来は使われる筋肉です。
ですが、大腰筋が弱い人は骨盤が支えきれずに後継しやすくなっているので、結果的に姿勢が悪くなります。
では、大腰筋を動かしていきましょう。
まず、椅子にできるだけ深くこしけたら膝に手を置いて上半身を前に傾けましょう。
その時に、背中が丸まっている場合は、太ももの骨の上に骨盤を覆いかぶせるような感じで動かして背骨を伸ばしていきます。
股関節を使って、骨盤を前傾させる感じですね。
最初は、難しいと思うので少し前に傾けるだけで大丈夫です。
慣れてきたら、骨盤を前傾したり後傾したりしてしっかり動かせるようにしていきましょう。
また、太ももを内側に回旋するような脚の使い方をしている方は、お尻や太もも裏の筋肉がゆるくなってしまっている場合があります。
股関節を動かしてお尻の筋肉などを動かす必要がありますが、かなりクセが付いているとご自分で修正するのはかなり難しいです。
お尻のトレーニングをする時に太ももの前も疲れるという人はその傾向がかなり強いので、まず専門の人に修正してもらったほうが良いですよ。
まとめ
放っておくとどんどん筋肉が固まったり、動きが悪くなって体型が崩れる原因にもなります。
早めに修正をオススメしますよ。