続けられない人に贈る3つのポイント
- メンタル
- 2017/04/04
- 2019/04/16
こんにちは、明大前のトレーニング&コンディショニングスタジオ スタジオ菴の河合です。
気温もだんだん暖かくなってきて、夏を視野に入れてそろそろ運動を始めようという方は多いのではないでしょうか。
しかし、毎年々、
「今年こそはやせるぞ!」
っと目標を立てながら気が付くと秋になっていたなんて方、多いのではないでしょうか。
今日は、そんな方のためによくある3つのパターンとそれぞれの解決方法を書いてみました。
良いことをすると悪いことしたくなる
例えば、「今日はジムで頑張ってトレーニングをしたから、帰りにご褒美にコンビニスイーツを買っちゃおう」なんて経験はないですか?
頑張ってやるべきことをやると良いことをした気分になって、悪いことをしてしまいたくなる現象を心理学では「モラル・ライセシング」と言います。
トレーニングをしたという気持ちから「頑張った自分にご褒美」と誘惑に負けてしまっては意味がありませんね。
もし、食べたくなったら、なぜ今頑張っているのか「目的」を振り返ってみましょう。
なぜ、今頑張っているのかにフォーカスを当てれば、ご褒美はその先にあることに気が付けるはずですよ!
ちなみに、意志が強いと思っている人ほど、「明日はきっと大丈夫」と、モラル・ライセシング効果の罠にはまりやすいそうですので、ご注意ください!
誘惑に負けてどうにでもなれと思ってしまう
ダイエットなどで我慢をしていると脳はストレスを感じ、自分をコントロールする力よりも目先の欲求に弱くなり、ついつい甘いものを食べてしまったりします。
これストレスによるものなので仕方がないことなのですが、危険なのは一度誘惑に負けてしまうと「もうダイエットなんて無駄!」とあきらめ、誘惑に負けた後ろめたさから挫折感を感じてしまうことです。
あんなに頑張ったのに食べてしまったと自分を責めるとますます罪悪感を感じてしまい「どうにでもなれ」ともっと悪い行動を起こすようになります。
これを回避するのは、罪悪感を感じてしまった自分を許してあげること。
誰にでも失敗はあるさと割り切って、また頑張ろうと気持ちを切り替えてあげることで、今度こそとより強い気持ちにつながります。
決心が続かない
「今年こそ、運動するぞ!」「ダイエットで、5kg痩せるぞ!」と、お正月に誓ったはずなのに気が付くと忘れてしまってませんか?
変わる決心をして、理想の自分を思い描いた時にとても清々しい気持ちになりますよね。
ところが、いざジョギングを始めたり、筋トレを始めてみるとなんだかとってもしんどい。
2日目、3日目と続けても、身体がすぐに変わるわけではないので、こんなはずじゃなかったと自信をなくし、気が付くときれいなジョギングシューズや、まだ新しいウェアが部屋の隅に置いてある。
そして、シューズやウェアを見ると、これじゃいけない!ともっと高い目標を掲げてまた…。
こんな決心と挫折のループを繰り返している人は、まずは続けることから始めてみましょう。
続けるためには、最初のハードルを低く設定して達成感を味わうことです。
そうすることで、きつくてしんどい、辛いという気持ちの先に頑張って到達したという気持ちがあることに気が付くことができます。
その達成感を積み重ねることで、運動やダイエットがやりがいに変わってくるはずです。
まとめ
何度も同じループにはまる人は、
- 目標をはっきりさせて、なぜ今その行動をするのかを考える
- 失敗は誰にでもあるものと自分の行動を責めないで許してあげる
- 最終目標の途中に達成しやすい小さな目標を作って達成感を味わう
などに気を付けてみてくださいね。
今年こそ!目標達成頑張ってください!