【素朴な疑問】ジムはモデルさんとかが行くところでしょ?
- 素朴な疑問
- 2021/12/06
- 2021/12/06
パーソナルジムは、モデルさんと俳優さんとかが行くところなんて思っていませんか?
パーソナルトレーニングを始め、ヨガやピラティス、その他の色々なフィットネス系のプログラムって、引き締まったスタイルの女性をイメージキャラにしていたり、女優さんとかがやってますよって雑誌などで紹介されていますよね。
そうするとなんだか”自分には関係ないものなのかな?”って思いがちになりそう。
例えるなら、全身ファストファッションを着ているとブランドショップに入るのはなんだかちょっと場違いかもしれないと躊躇しそうという感じではないでしょうか。
今回は、実はそんな人にこそパーソナルジムに来てほしいというお話です。
思い込みという枠
心の中に「自分なんかが」なんて気持ちがないですか?
小さな頃に言われた言葉や、経験などから自分の外見に自信がなくなったり、目立つことを避けてしまっているという人は意外に多いものです。
日本は、海外に比べると自己主張をあまり良しとせず、”みんなが一緒であること”にとても敏感です。
人と何かが違うというだけで孤立してしまうため、空気を読んで作り笑いをしてみたり、自分の言いたいことも言わず自分を枠の中に閉じ込めることを、調和だと思ってきたのではないでしょうか。
だからこそ、「こんな風に思われたらどうしよう?」「あんな風に思われるかもしれない」と枠の外側に出ることがとても怖いと感じてしまっているのではないですか?
人は人に興味がない
しかし、あなたが思っているほど人はあなたに興味はないんです。
道を歩いていて10人の人にすれ違ったとして、その10人がどんな服装でどんな顔をしていたなんて覚えていないですよね?
ちょっと変わった格好をしていたとしても、少しは話題にするかもしれませんがすぐに忘れてしまいます。
それぐらい、人は人に興味がないのです。
古い記憶に囚われてしまうと必要以上に人の目が気になるかもしれません。
だからこそ一旦リセットする必要があるんです。
でも、そう簡単にはって思いますよね。
もちろん、ずっとその同じ思考をベースに考えていたわけですから、じゃ、明日から変わります!ってなるなら苦労はしませんよね。
頑張ろうと思ってもやっぱりなぁと頭だけで考えていると結局元の状態に戻ってしまいます。
だから、最初の一歩は不安でいっぱいかもしれませんが、思い切って行動してほしいのです。
違う世界に飛び込む
いきなり飛び出すと言ってもフィットネスクラブや、グループセッション中心のジムだとどうしても人の目が気になりますよね。
同じような人がいれば安心もできますが、必ずしもそうではないかももしれないので、結局辞めてしまうかもしれません。
だからこそ、パーソナルジムを選んでほしいのです。
パーソナルジムは、基本的にトレーナーとのマンツーマンで、他のお客さんとすれ違うことぐらいはあってもほんの少しの時間です。
トレーナーの目が気になるという方もいるそうですがそんな心配はいりません。
トレーナーが目指すべきなのは、モデルみたいな体型とかそういうことではなく、あなたがあなたらしくなるためのお手伝いです。
もちろん、糖尿病などの病気や肥満が原因による足腰の痛みがあるなら、痩せるのは選択肢の一つです。
でも、それよりもあなたが自分の中で本当に思っている気持ちを聞かせてほしいのです。
二次元の女の子になりたくて、めちゃくちゃトレーニングする人もいます。
ぽっちゃりしたスタイルは大好きだけど、気になるところだけを引き締めたいという人もいます。
日頃の色々なことを話しながらワイワイ楽しみたいという人もいます。
腰が痛いと駆け込んでくる人もいます。
痩せることや筋肉をつけることだけがジムの役割ではないんですよ。
まずは自分が作り上げていた枠を取り外すことから始めてほしいのです。
その枠の外側に自分の知らない世界があって、今までと違う自分がいることを知ってほしいのです。
運動が楽しくて、痩せてきたからそこからダイエットを目標に切り替えるならそれも一つです。
今までの自分を否定する必要もなければ、違う自分を肯定する必要もありません。
ただ、色々な自分をハロウィンの仮装のように楽しんでもらえると嬉しいです。
まとめ
今回は、自分に自信がなくてというお話を伺ったので、ジムってもっと自由な場所だということを伝えたくて書きました。
トレーナーさんにも色々な考えの人がいると思いますが、私自身は人生を楽しめるためのお手伝いができればと思っています。