【素朴な疑問】「骨盤の歪み」ってどういうこと?
- 素朴な疑問
- 2022/10/20
- 2025/03/12



骨盤の構造を知ろう
最初に骨盤の構造を見ていきましょう。
骨盤というと1つの骨というイメージを持っている人も多いと思いますが、骨盤は仙骨と左右2つの寛骨(腸骨+坐骨+恥骨)という3つの骨で構成されています。

そして3つの骨は「仙腸関節」という関節でつながっています。関節と聞くと「動くもの」と思うかもしれませんが、仙腸関節は強固な靭帯で支えられており他の関節のように大きく動く関節ではありません。
骨盤の歪みとは?
では、よく言われる「骨盤の歪み」とは何なのでしょうか?
一般的な「骨盤の歪み」という言葉は骨盤そのものが変形することを指すだけではなく、骨盤を支える筋肉や関節の影響で、骨盤が前後左右に傾いたり、ねじれたりする状態を指すこともあります。
「傾きによる骨盤の歪み」が原因の場合は骨盤は背骨の土台部分なので、背骨のS字カーブが崩れたりネジレが生じるて次のような影響が出ることがあります。
- 猫背の姿勢が定着しやすくなる
- 反り腰や滑り腰により、腰への負担が増加
- ボディラインの崩れ(腹圧が下がることでスタイルが悪くなる)
傾きによる骨盤の歪みの原因と改善方法
骨盤の傾きに影響を与える主な要因は、「筋肉のバランス」です。
たとえば、太ももの前側の筋肉が強すぎると骨盤は前傾しやすくなり、逆に太ももの後ろ側の筋肉が強すぎると後傾しやすくなります。筋肉に左右差があると更に前後左右にネジレが加わります。
また、次のような要因も影響を与えます。
- 腹筋や骨盤底筋の弱さ:腹圧が下がることで骨盤を支えにくくなる。
- 股関節の動きの悪さ:O脚やX脚が骨盤に悪影響を与える。
- 背骨の動きの癖:腰を反らせる癖が骨盤に影響を与え、歪みを引き起こす
このように、骨盤の傾きの原因は一つではなく、さまざまな筋肉や動きのクセが影響しています。
傾きに寄る骨盤の歪みを改善するためのポイント
骨盤の傾きを改善するには、固くなった筋肉をストレッチで緩め、弱い筋肉を鍛えることで骨盤を支える筋肉全体のバランスを整えることが重要です。また、単にストレッチや筋トレをするだけではすぐに戻ってしまうのでバランスを崩すような「普段の姿勢や動作のクセを見直すこと」が欠かせません。

まとめ
一般的に「骨盤が歪む」と言われる状態は、骨盤そのものが大きく変形するわけではなく、周囲の筋肉や関節のバランスによって前後左右に傾いたり、ねじれが生じることを指す場合もあります。
信頼できる専門家と相談し自分に合ったケアを選ぶことで、骨盤の歪みを改善し健康的な体作りをサポートすることができます。
骨盤の歪みを改善したいなら、専門家のアドバイスを受けてケアを始めましょう。