トレーニングは必ずセーフティを!
- トレーニング
- 2022/05/06
- 2022/05/06
24時間営業のジムなどが増えたことで、トレーニングの機会も増えました。
でも、同時に事故になる確率も増えています。
ジムなどで重量を支えきれなくなったり、なんらかの理由で気を失うなどの突発的な事故が全く起きないとは限りません。
今回は、安全のためのセーフティのお話です。
セーフティって何?
そもそも、セーフティって何?という方もいらっしゃいますよね。
セーフティというのは、スミスマシンやバーベルなどにあるこれ以上は下がってこないようにするストッパーなどのことです。
もし、ベンチプレスの途中で力が急に入らなくなったり、気を失ったりすると今まで支えていた重さが突然身体の上に落下してきます。
腕の長さほどの距離でも加速が付けば大きな衝撃が肋骨や首にかかります。
そうすると肋骨を骨折したり、頸動脈を圧迫して最終的には窒息するなどの事故になります。
そのような状況の時に、落下してきたバーベルを受け止めてくれるのがセーフティバーなどになります。
事故は突発的なもの
いつも挙げているウェイトだから大丈夫とか、ウォーミングアップだから軽いので問題ないという理由でセーフティをしない人もいます。
でも、身体の状態は常に変化しています。体調が思わしくなかったり、関節になんらかの問題があって急に手が痺れるなんてことも絶対起きないとは言えません。
実際、ジムでバーベルに挟まっていた人を助けた経験があるという人は意外に多いんですよ。
なので、ベンチプレスなどの身体の上にウェイトが来るようなトレーニングの時には、必ずセーフティで身体を守るようにしてください。
ジムスタッフがいる場合は、補助に付いてもらうなどして万が一の時に助けてもらえるようにしておきましょう。
特に、深夜帯などでジムエリアに誰もいない時などは、絶対につけてくださいね。
追い込みにも使えます
また、セーフティは身体を守ってくれるので、ギリギリのウェイトを使って身体を追い込むときにも使えます。
セーフティがないと後1回挙げれるかどうか不安なときには躊躇してしまいますよね。
後1回挙げれば筋肉にしっかり刺激が入るけれど、もし挙げられなければという不安も出てきてしまいます。
でも、セーフティがあれば万一挙げられなかった場合でも、怪我などの心配がありません。
一人だとなかなか追い込むのは難しいですが、セーフティをうまく使って追い込んでみてくださいね。
まとめ
ジムでフリーウェイトを使う場合は、必ずセーフティなどを確認しましょう。
もし、なければ補助をお願いするか、ダンベルやマシンなどバーベルに比べて怪我のリスクの少ない種目を選択してください。
重いウェイトを扱うトレーニングには必ず怪我や事故のリスクがあるという前提でトレーニングをしてくださいね。