肩こりでチェックしたい4つの部位
- 身体ケア
- 2017/03/18
- 2019/04/13
こんにちは、明大前のトレーニング&コンディショニングスタジオ スタジオアンの河合です。
運動するキッカケが、肩こりや腰痛解消という方も多いのではないでしょうか。
パソコンやスマートフォンの普及で、肩こりは年齢にかかわらず多くの方の悩みの種になっていると思います。
マッサージしても気持ちいいのはその時だけ、酷い人は頭痛や吐き気が出てきますよね。
そこで、肩が凝っているときに確認しておきたい身体の部位を見ていきます!
肩甲骨
まずは定番の肩甲骨です。
背中に付いている三角形の骨ですね。
肩甲骨の動きが悪くなると肩や腕の動きが制限され、さらに首をすくめるような動きを頻繁にするようになります。
このため、首の周りの筋肉が緊張したり疲弊したりして肩こりになってしまいます。
身体の後ろで指を組んで、肩甲骨を寄せるようにしながら胸を張りましょう。
胸のストレッチとともに肩甲骨にも動きが出やすくなります。
肋骨の下部
写真の部分が固くなって動かなくなっている方が意外に多いです。
ここが固くなると背筋を伸ばしずらくなるので背中が丸まって猫背になりやすくなります。
固まっているので身体を反らすとき、お腹を突き出すようになり腰にも負担がかかりやすくなります。
指を組んで背伸びをしながら、骨盤と肋骨を離すように身体を傾けていきましょう。
このとき、伸びている方の肋骨の部分に空気を入れるような気持ちで息を吸い込むとより効果的です。
肩
肩こりになりやすい人の多くは、肩が胸側に巻き込んでいることが多いです。
こうなると、猫背を誘発して肩甲骨の動きが出にくくなってきます。
また、巻き込んだ状態では、肩の動きが別の筋肉によって起こるのでどんどん悪くなっていきます。
きちんと修正するには正確な肩の動きが必要になるので、トレーナーなどなるべく動作を把握できる人に見てもらいながら動かすようにしましょう。
ストレッチは、肩甲骨と同じです。
肘
実は女性の肩回りの筋肉の硬直理由が肘にあることが多いです。
なぜ肘が肩こりと関係しているかというと、肘の動きがでない分の代償を肩回りが行っているためです。
そのため、肩回りが疲労しやすくなります。
また、手首の痛みなどが肘からきていることもあるので、一度気にしてみると良いですよ。
特に猿手の角度がきつい方は注意が必要です。
肘のねじれも修正が難しいので、トレーナーなどなるべく動作を把握できる人に見てもらいながら動かすようにしましょう。
いかがでしたか。
肩のマッサージをしても原因が取り除かなければ、すぐに戻ってしまいます。
原因を根本から修正することが一番の近道ですよ!