脚が気になる人は太もものスイッチをオフに!
- トレーニング
- 2022/02/19
- 2022/02/19
脚の太さとか形が気になるって方で、脚痩せのために色々とエクササイズをしているという人も多いと思いますが、ちょっと待ってください。
それ本当に大丈夫ですか?
今回は、エクササイズの前に脚の筋肉の使い方を見直してみませんか?というお話です。
問題は、どの筋肉が動いているのかですよ
脚の引き締めエクササイズといえば、膝締めとかお尻上げとか、股関節を回すとか色々ありますよね。
もちろんどれも効果的なエクササイズなのですが、あまり効果が感じられないとか、かえって脚が太くなってしまったなんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
実は、それメインで使う筋肉が間違っているんです。
色々な動きをする時に、太ももの前の部分を触ってみてください。特に大腿直筋と呼ばれる骨盤と膝をつないでいる筋肉などが、しっかり張っていませんか?
脚の形が悪い人は、歩く時に太ももから持ち上げる傾向があります。
この時本来メインで使う筋肉ではなくて太ももの筋肉を使うために、太ももの前が大きく張ったり、横に広がってしまって脚が太くなってしまうわけです。
また、最初に太ももの前の筋肉のスイッチが入ってしまうため、拮抗する筋肉が使われなくなり同じような動作をしているようで、全く違う筋肉を使っています。
エクササイズの効果が感じられなかったり、種類によってはさらに太ももの前の筋肉が発達してしまうのはそのためなんですね。
スイッチの切り替え
太ももの前の筋肉に先にスイッチが入ってしまうのであれば、スイッチを入れないようにして他の筋肉を使えば良いのですが、これがなかなか難しかったりします。
例えば、持ち上げる動作を避けるために立位ではなく横になって前後に脚を動かすサイドキックなどの動作選んでも、結局脚を上に上げるタイミングですでに脚の前が固くなっていたりします。
これは、仰向けでヒップリフトをするなどの時にも起きています。
脚を動かすという動作の全てで最初に太ももの前のスイッチが入ってしますクセが付いてしまっているわけです。
まずは、スイッチが入りにくいようにすることが大切です。
立位では間違いなくスイッチが入ってしまうので、まずは仰向けでスイッチを切り替えていきましょう。
仰向けになって、膝を立てましょう。
大腿直筋は膝を伸ばす筋肉なので膝が曲がっていると力が入りにくくなります。
その状態で片足の股関節を外に倒しましょう。あぐらをかくような状態ですね。
この時に股関節をしっかりと外側に回旋することが大切になります。
股関節が外側に倒れにくい場合は、お尻を触りながら太ももの骨をお尻のところに巻き込むようにイメージしながら動かしてみましょう。
その状態で脚を持ち上げます。太ももの前を使うクセがあると膝が内側に入ろうとするのでお尻で支えて膝が入らないようにしましょう。
途中で、太ももの前に力が入ってしまったら一度緩めてからやり直します。スイッチが入ると一度リラックスしないと切れないので、必ず最初に戻ってやりましょう。
太ももの前のスイッチが入らないようになったら今度は、膝を立てた状態で持ち上げてみましょう。
本来の股関節を曲げる筋肉が動いていれば、少しお腹に力がかかったようになっているはずです。
その状態で股関節の曲げ伸ばしや、サイドキックに移行して太ももの前の筋肉に力が入らないようコントロールできるようになったらスイッチの切替はOKですよ。
まとめ
筋肉の使い方は意外に偏っています。その状態だとせっかくエクササイズを頑張っても意味がないなんてことになってしまいますよ。
しっかり身体をコントロールできるようにしてから、効果的にエクササイズしてくださいね!