バーチャルリアリティの可能性
- 雑談
- 2021/12/08
- 2021/12/08
最近、ニュースなどで取り上げられているバーチャルリアリティ(以下VR)。
今まではゲーム機やスマホなどで一部のユーザーがVRを楽しんでいましたが、メタバースというサービスを中心にさらに盛り上がりを見せ始めました。
facebookがMETAに社名変更することを発表しているなど、VRは思ったよりも早いペースで浸透し始めているようです。
今回は、VRによって運動やダイエットの未来の可能性お話です。
VRって?
VRと言われてもなんのこと?という方もいるかも知れません。
Wikipediaでは以下のように記載されています。
現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系
Wikipedia
簡単に言えば、デジタルなどで仮想の空間を作り、それを専用の機器などを使って実際にその空間にいるかのように体験する技術ですね。
現在は、OCULASというハードを始め、playstationなど一部のゲーム機、スマホなどでVRを楽しめるようになっています。
コロナによって外出が制限されるなどで環境が急激に変化して、オンラインが主流になってきたこともVRの追い風になったようです。
また、VRの機器が比較的安価で手に入るようになっていることも後押ししているようですね。
VRが変える未来
コロナで外出できないこともあり部屋の中で身体を動かすようなゲームなどが話題になりました。
NINTENDOさんのリングフィットアドベンチャーで5kg痩せたなどゲーム性を取り入れることで、
- 運動しているという意識が薄い
- 敵を倒したりアイテムを集めるなどの目的がある
- 目的を達成することによる達成感を得やすい
などの要素で、運動が継続しやすくなったと思います。
室内用の自転車をつなぐことでオンラインでレースや友達とサイクリングを楽しめるなどのサービスが大盛況なことからも、仲間とスポーツを楽しめたり、競争するなど誰かと一緒に楽しむという要素も継続には大切ですね。
これらの技術は現状では画面の中で見るだけですが、VRでは仮想空間の中でこのようなゲーム性を体感できるため、より没入感が強くなっていきます。
さらに、オンラインで同じ空間内で友達と実際に視覚的に一緒に楽しむなども可能になってきています。
これらの技術が進むことでより身体を動かすということに対するハードルが下がってくるのではないでしょうか。
今後、スタジオレッスンをそれぞれの家からVRで参加するなどフィットネスの世界にも進出してくるかもしれませんね。
また、子供と一緒に楽しめるということも家庭サービスをするお父さんたちには良いのではないでしょうか。
脳を騙してダイエット
VRを使って、脳をだますことでダイエットしようという研究が進んでいます。
かき氷のシロップって実は全部同じ味だという話は聞いたことないですか?
もちろん果実から作っているお店独自のものは違いますが、夏の海などで売られているものは色と香りでそれぞれが違う味だと認識しているのだそうです。
そして、同じようなことがVRでも可能なのだそうです。
例えば、プレーンのクッキーをVRでチョコクッキーに見せると7割の人がチョコクッキーと間違えたそうです。
また、実際のサイズより大きなサイズに見せると早い段階で満腹感を感じました。
このようなダイエット法が研究されておりVRを使って我慢せずに美味しくダイエットなんてことも可能な時代がやってくるかもしれませんね。
まとめ
VR技術は昔からありましたがそれはごく一部の人たちにだけ利用されてきて、まだまだ漫画や映画の中のお話だと思われてきました。
しかし、コロナで外出制限などがあり外に出ることが難しくなった昨今、急激にこのような技術の需要があがってきていると思います。
これから、どんな風に進化していくのか楽しみですね。