【素朴な疑問】フォーム?ウェイト?大切なのはどっち?
- トレーニング
- 2022/02/06
- 2022/02/06
筋トレは、フォームが大切、ウェイトをあげないと意味がないというお話を聞きませんか?
今回は、それぞれの視点についてのお話です。
フォーム大切派
フォーム大切派の人は、軽めのウェイトでしっかりフォームを意識して効かせるという意見ですね。
筋肉は、動かした筋肉だけが発達するという特性があります。
なので、筋トレをするときにはフォームを意識して動かして鍛えたい筋肉に効かせる必要があるということです。
男性の方は特にウェイトをできるだけ上げたいとか回数をやりたいという意識が強く、ついつい無理をしてフォームが崩れたり、目的以外の筋肉を使ってしまいやすくなります。
なので、ウェイトや回数にあまりこだわらずにフォームをしっかり安定させられるウェイトでやったほうが、狙った筋肉をしっかり鍛えられるということなんです。
また、フォームを安定させられないほどのウェイトでやってしまうと怪我をしやすいというデメリットもあります。
筋肉で支えられない重さだと関節をロックするなど、関節周りの怪我を起こしやすくなってしまうわけです。
フォームを大切にすることで
- 狙った筋肉にしっかり効かせられる
- 怪我を予防できる
という効果が期待できるということなんですね。
ウェイト大切派
ウェイト大切派の人は、しっかりウェイトをかけないと筋肉に効かせられないという意見ですね。
筋トレをやるとなると辛いなというイメージが強いですよね。ベンチプレスやスクワットなどで数十kgを持つだけでもちょっと精神的に圧迫感ありますよね。
そうするとついつい追い込めずにちょっと余力が残った状態でトレーニングを終えてしまいがちです。
筋肉は、現在出せる力以上に力を発揮しないと発達しないという特性があります。
なので、余力を残した状態では筋肉がしっかりと発達できなくなってしまうんですよ。
そうするとやはりできるだけウェイトを重くすればいいというのかと思うかも知れませんが、実は瞬発的に1回だけ力を発揮する必要はありません。
ある程度の重さを何度も繰り返すことで、限界以上の重さに到達すれば筋肉は発達できるんですよ。
1回100kgを持ち上げるよりも、80kgを6回、60kgを12回としたほうが、総重量としては重さを上げるということになります。
このように総重量という考え方で大丈夫です。
ただ、30回も40回も挙げられるようなウェイトでは、先に筋肉の燃料の方が切れてしまうことになってダルさが先に来てしまうことになると思います。
これだと目的がズレてしまうため効果が期待できません。
筋肉にしっかり刺激を入れられて、目的を達成できるウェイトというバランスが重要ということです。
ウェイトを大切にすることで
- 筋肉にしっかり刺激を入れられる
という効果が期待できることになります。
まとめ
結局どっちが正しいのと思うかも知れませんが、実はどっちも正しいんですよ。
まずは、怪我をしないというのがトレーニングの大前提です。なので、怪我をしないためにはフォームをコントロールできないようなウェイトでは絶対にトレーニングをしないでくださいね。
そのうえで、筋肉にしっかりと刺激を入れられるウェイトで狙った筋肉に効かせるのが大切ということですよ。